天底チャートでの基準時間足について

実際のトレード使用での時間足は別としても、常時立ち上げておくべき時間足

1時間足としています。

 
■ 1時間足を使用する理由

まずは、次のチャートをご覧下さい。

2017年6月2日〜6日にかけてのドル円1時間足チャートですが、
週末を跨いでおりますので、
実質2日程のスイングトレードの1トレードで、
173.42pipsの利益があがっています。

 

次に、同じ期間での30分足のチャートです。

1時間足の時に比べ、途中で不必要なサイン(売買)が増えてしまいます
ので効率が悪くなります。

さらに15分足→5分足→1分足と短い足になればなるほど比例的に
サインが増え、無駄な取引だけが
増えてしまうということにもなります。


天底を捉えるという天底チャートの概念からもこの点が、1時間足を使用する
理由の一つとなります。


 
 

■ 1時間足を使用する理由

「木を見て、森を見ず」 という格言があります。
小さな上昇、下落の動きであれば特に問題はありませんが、上昇・下落の相場
の大きさによって、ストキャスティクスの波動(帯線の上限から下限、
下限から上限への動きの繰り返し)がその時間足ではカバーしきれない状態が
しばしば起こります。


 

2017年6月2日のドル円チャートの天井部分を例に見ていきます。

1時間足

白がピンクに接する前述の天底判断のパターン2の状態です。

 

30分足

30分足でもカバーできていますが、白がピンクに接するパターン2
(一番天井)の後、さらに上昇し
ピンクが緑に接するパターン3
(二番天井)のケースとなっています。


 

15分足

 

15分足では、カバーしきれない上昇波動で、全てのラインが上限域で密集し
(張り付き)
判断しづらい形状です。

 

このように一旦、相場が大きく動くと短い時間足ではカバーできなくなり、
全体(=森)の中での
現在値(=木)の位置付けがわからなくなります。

それ故、まずは、大きな流れを常時把握
(1時間足)した上で、
より詳細な現在の動き(1〜30分足)を見るようにするのが安全策
となります。

 

相場の大きさによっては、1時間足でもカバーできず、4時間足や日足を
使用しなければならない
大きな相場もでできますが、最大公約数的な
意味合いで、基準を1時間足としています。

 

 

次回、 [天底チャートの基礎] につづく。